2012年4月3日火曜日

変りつつある世界

  久しく行ってなかったのですが、近所のショッピングモールに行き、家電売り場を歩いたところ、目につくのは激安テレビ、そして昔はステレオと呼んでいたオーディオ製品の場所には、iPodやポータブルデバイスを直接、接続できるスピーカーとか、そういう製品が多くあり、パソコン売り場の近くには、スマートフォンやデジタルカメラとデジタルビデオ、そしてフォトスタンドなどの製品。IT化によって電気製品の種類は大きく様変わりしています。

2日、オーディオメーカーのSANSUIが倒産したそうです。昔、そういえば自宅用のアンプとか買ったことを思い出しますが、いつからかアンプやスピーカーなどを個々に買ってそろえることに意味を見いだせなくなり、やめてしまいましたが、こういう人がかなり増えたんだと思います。IT化の深化は、家電製品を大きく変えるとともに、すべての産業に大きな変化を求めていることを実感しました。

今では音楽も写真もすべてデータであり、ファイルであって、それらがスマートフォンやモバイルデバイスで直接、扱うものとなり、パソコンなんて使わなくても、大きなスピーカーから音楽を鳴らす事ができたり、写真はダイレクトにフォトスタンドに送信できたりする。そして、これらの購入や収集などもネットで行う為、ディスクなどのメディアは必要のないものとなり、CDなどもそのうちいらなくなるんだろうと想像します。

これは間違いなく映像にも言えることで、ブルーレイディスクなんて、もう終了感に満ちているわけです。さらには、ITの本流だと思われていたパソコンという装置すらも、古くさい装置と化しており、近い将来、間違いなくパソコン売り場は縮小していくだろうことは誰の目にも明らかです。そしてテレビは、巷で言われるような日本のメーカーさんが言うようなWebも見られるとか、インタラクティブなTVとかの陳腐なものではなく、ネットワークネイティブな装置になるだろうし、TV受像機としての機能は単に機能の一部でしかないような、映画なんて、ダウンロードか又はオンラインからダイレクトに受信して見るようになるんだろうし、ビデオレンタルなんて必要なくなるんでしょう。

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