2012年9月12日水曜日

アンタッチャブルな境界線上の何か













 RDMについては、以前からそのうち来る。きっと来ると言われ続け、相変わらず混沌としている風の分野ですが、しかしここではその話ではなく、映像さんの話です。

私が考えるに、すでにDMXも照明のイーサネットプロトコルもまた映像業界に普及しているのだから、RDMを映像機器がサポートしたらすごい便利になるだろうにと思います。そんな事を考えながら、ふらふらとRDMゾーンに立ち寄りました。

しかし映像というキーワードでつながるのはメディアサーバーまでで、しかしそのメディアサーバーもこのPLASAに集う人たちにとっては照明分野であり、映像業界の人が求めてるクオリティーなり、機能なり、また彼らがやってる仕事の内容については、完璧に未知の領域なのではないかと感じます。

RDMブースにあったCongoJrを指して、これは日本では映像業界の人がオペレートしている。これは照明卓ではなくすでに映像卓だと、言うと、ほんとに?これをオペレートしてる?みたいな驚きがありました。おそらくこちらでも、ビデオ業界の人が照明卓をオペレートするのはかなりレアケースなんだと思います。

メディアサーバーもプロジェクターも、同じ機材を扱いながら、照明業界と映像業界はどこまでも平行線なんじゃないかと自分は思う。決して交わる事なく、しかしこの狭間にある分野は常にこの先も注目すべき世界かなと思います。

ちなみに写真は、まったく関係のないLumenRadioの 最新ソフトウェアにあったRDMモニター表示です。RDMを使うとFixtureの温度表示やモードの表示、パッチ情報の他、各種センサーの状態表示などが行えます。本気で、これをプロジェクターでサポートしてほしいです。





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