2012年9月25日火曜日

Catalystコントローラーの新しい潮流














  先週は、ゲームショーといったイベントでMedialonを活用すると、非常に便利な事がわかり、今後はWatchOutと同時にスイッチャーコントロールの為の装置として、これまでの映像業界にはすんなり受け入れていただけるのではないかと、少し自信を深めたわけです。できれば、BarcoのアンコールをT2なんかと一緒にMedialonで叩いて欲しいなんて事を夢みているのですが、映像業界の皆様いかがでしょうか?

 さて、Medialonのような、ある意味オーソドックスな映像ツールと大きく異なるのが、Catalystというソフトであろうと思います。何が難しいって、やはりDMX制御でないと、すんなり制御できないという点ではなかろうかと、今さらながらに感じている私です。
今の時点で、とうとう私も照明卓を映像業界にご紹介する事については、完全に気持ちが萎えたというのが本音で、なんとかして照明卓を使わないでもCatalyst制御が可能となる方法というのを提案したいと考えています。

ということで、まだ正式リリースではないのですが、映像業界の方にとっては朗報になるでしょう。この新しいカタリストコントローラー。このソフトウェア、Artnetによる制御なんですが、初めて触って10分で理解できるくらい簡単です。

MAC用のソフトで、MacBookProなんかにインストールしていただいて、Catalystとネットワークケーブルで接続します。非常に簡単に、カタリストのファイルやライブラリーを選択でき、スケールやポジションもスライダーバーで制御して、上部のプリセットに簡単保存できます。しかも、シーケンスに並べる事もできるし、プリセットキーを叩いても再生できます。

まだ開発中ですので、今はまだ、数多くのリクエストを開発者に投げている最中ですが、これが完成すると、非常に手軽にカタリストをオペすることができるようになります。例えばフレームをステップ送りしてさがし、それをプレイフォワードにしてプリセットに保存。本番ではいわゆるポンだし的にマウスクリックで再生。再生スピードをその場で調整といった事も可能になるでしょう。

確かにDMX卓のような多彩なプログラム能力はないですが、そこまでいかなくとも、これで十分という現場は多数あるだろうと思います。インテンシティーがフェードするだけでいいんだよ。というシチューエーションです。実際、個々のパラメーターのタイム変化にしても、どこまで必要なんだと思うので、今はスケールとポジション程度はタイム入力させようかと思ってますが、今の状態でも十分という現場は多い気がします。

これがリリースされたならば、きっとこれまで導入を悩んでいた人もCatalystワールドに入っていただけるのではないかと期待します。今しばらくは期待して待っていてください。もちろん値段もかなり手頃な価格で提供できると思います。






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