2012年11月27日火曜日

カメラ用ケーブルEBC70




 今年のInterBEEで、多少なりとも放送業界の方々に向けて認知度を広げたファイバーフォックスですが、実はカメラ電源とコントロール用(48V)のケーブルを抱き込んだFiberFoxケーブルEBC70なんてものがあります。

これまで、放送関連の方々にリーチすることができなかった故に、あえて導入を見送っていたEBC70ですが、今年、可能性が見えてきたので、12月にはデモ用ケーブルと変換を購入することにしました。

EBC70はIP67のEBCコネクターと、シングルモードの光ファイバー及び、カメラ電源用に、100vで10Aまで対応するケーブルと48V/1Aで制御用の弱電ケーブルが1本のケーブルにまとまったケーブルになります。

通常のFiberFoxでは、電源が送れないという指摘をTV業界で言われた事がありますが、もちろんそうした用途向けのケーブルです。

FiberFoxはドイツでも、放送関連、映像業界で導入例が増えており、イベントなどの中継用ケーブルなど、ハードな現場において、非常に評価が上がってます。

導入実績

これから間違いなく、FiberFoxについては、日本国内でも高い評価を得るに至ると信じています。すでにこのケーブルに関わって3年になりますが、使えば必ずその良さがわかると思います。今後も、FiberFoxは、映像、音響、照明の全方位で販売をすすめて参りますので、よろしくお願いします。





2012年11月20日火曜日

来年の展示会予定

 今年のInterBEEは出展もせず、ますます存在感の薄さが気にかかるとか、なかには、今年はセミナーはしないの?と、したり顔で言い放つ人もいましたが、こっちが「やらせてくれ」と言ってるわけもなく、依頼がなければ、そんな事はしないのです。

しかしながら、InterBEEは、さすがに映像と音響の展示会だけに、マイルランテックで出展するより、パートナー会社さんに任せたほうが効果が高いと感じます。やはり照明だけでなく、映像や音響分野には、それぞれの業界の方が話した方が説得力があります。

そんなわけで、マイルランテックとしては、来年はワールドライティングフェアと、LEDデザイン展に出展予定です。こちらは完璧に照明世界のため、展示する製品もMRTEセクション主体のものになりますが、関連する製品なども、もっていくつもりですので、照明業界の方々には、是非ご来場いただきたいと考えています。

ワールドライティングフェアについては、今さらとか、なんで?という意見もあるのですが、他にいい展示会がないので、いつも単独行動のマイルランテックとしては、選択する以外に手がありません。(プライベートショーを開催するほど力はないのです)

LEDデザイン照明展については、審査なんてものがあるので、現在、審査待ちなんですが、まあ、大丈夫でしょう。どちらも、MRTE機材を展示するので、Lumonicとか、ワークライトとか?LED主体ですが、ワイヤレスDMXなんてものも、展示したりするつもりですので、MRTらしさもだしつつの展示になると思います。




2012年11月14日水曜日

ネットワーク化の波はすべての世界に













 アメリカでETC社のネットワークソリューションに感動したのが98年の秋。
そしてPLASAでLuminexに感動したのは、2004年だった。
(記憶がはっきりしませんが)

これからネットワーク化の波が来ると確信したのが翌年の愛知博会場。。そこで自分はマイルランテックを設立することを決心した。

2年後の2007年に、マイルランテックは誕生し、その当時からLuminex社製品を扱いはじめ、6年の歳月が流れた今、Luminexは、とうとう照明というカテゴリーを越えて音響の世界にまで広がりを見せています。

今日、InterBEE2012 が始まりました。YAMAHAさんのブースには、デジコムさんが用意したGigaCoreシリーズとFiberFox製品が陳列されています。







Luminex製品についても、Connex社のFiberFoxにしろそうですが、どちらも売れるかどうかではなく、自分が欲しくてたまらなかった。そして足が震えるほどに感動した。だから、その感動を人に伝えたかった。どうしてもこの世界に関わりたかった。ネットワーキングがおもしろくてしかたなかった。そしてそれによって得られる利益は計り知れないほど大きいと知っていた。

今年、自分の会社はブースを出していないけれど、こうして音響業界で紹介されていることにとても満足しています。これらネットワーク機器は、そのうち映像業界でも必要になる製品群です。

照明さんの世界で、すでに活用している企業さまもいますが、音響や映像でも活用が始まる事は明らかに思います。ネットワークはエンターテイメントの世界のプラットフォームになるのです。

今、ロンドンで、PLASA Focusの会場で、同じような内容のセミナーが行われています。
ネットワークの知識は不可欠になる。しかもすべてのセクションで。。これが今後の常識になるのでしょう。





2012年11月8日木曜日

InterBEE(YAMAHAさんブース内)













 マイルランテックとしては出展を見送ったInterBEEですが、音響業界のパートナーであるデジコムさんが、来週のInterBEEにおいて、Luminexの最新機材とFiberFox製品をYAMAHAさんブース内で展示する予定です。

Luminexに関しては、GigaCore16XTとGigaCore12、14とすべてが展示されるのは、初めてです。FiberFoxについては、ケーブル以外にも3Uラックマウントされたギガビットメディアコンバーターなど、すべてのアイテムがそろいます。

基本的には、音響さん向けの展示ですが、ご興味のある方は是非、ごらんいただきたいと思います。私も会場には行く予定ですので、ブースには立ち寄る予定です。機会があれば、FiberFoxのサンプルケーブルを使ったケプラー繊維の強靭さを見ていただきたく思います。




2012年11月7日水曜日

ビジュアライザーと映像さん













 今日はMcRayさんの展示会におじゃましました。照明とレーザーも仕込まれており、派手な演出が施されてましたが、音がうるさいわけではないので、ゆっくりと展示製品を拝見しました。

メインステージの8mmピッチLEDには、Catalystからの映像が再生されており、Catalystは、袖に展開したブースで、CongoJrとともにひっそりと動いておりました。忘れられずに、ちゃんと活用されていたのが、とてもうれしいです。なんだか久しぶりに会った旧友のような、CongoJrの顔






この内覧会では、照明卓にEosが使用されていたので、ETC社コントローラーの使用率が高いです。いつもならMAとかになるのでしょうけど、仕込んだ照明さんの好みですかね。意外だったのは、レーザーさんのブースに、過去、うちで販売していたLividのMIDIコントローラーがあった事。。たぶん、うちで販売したものだと思うんだけど。。
(残念ながら、今は取扱いを終了)














 展示会場にあったライトコンバースの画面には、レーザーと照明と映像がリアルタイムに表現されており、プレゼンテーションツールとして活躍するだろう未来の姿を予想したりして、なるほど、これからは照明さんだけでなく、映像さんも、こういうソフトを求めるんだなと思いました。

以前から自分も注目していたのですが、プレゼン資料を作るのに、CGソフトを使うんじゃなく、シミュレーションソフトを活用するのって、本当に簡単で、これらソフトの可能性はそこにあるとおもってはいたんですが、まさかマックレイさんが導入してるとは。。驚きましたね。

この照明向けビジュアライザーって、実は驚くほど簡単にプレゼン用動画や画像が作成できます。照明卓を使える人なら、これを活用して、実際のシーンをいくつか再現し、それを顧客に見せてプレゼンできると思うのです。UVAのd3より、ずっと効果的な、いいアイデアです。







デモユニット到着 GigaCore16XT & 12













 
 なんだか久しぶりの更新です。ここのところ、ネットワーク分野については、人に任せてしまって、自分はまた別の事に注力していることもあり、GigaCore16XTなどの新製品について、宣伝活動をほとんどしてませんでした。反省してます。

今週、届いたのは、InterBEEにも出展される事になるだろうギガコアの最上位機種16XTと、14RよりもライトなGigaCore12. どちらも音響さんの分野での展示になるでしょう。なにしろマイルランテックは出展しないわけなので。。

このネットワークスイッチに関しては、音響業界から熱い視線をいただいている気がしますが、もちろん劇場などの照明分野においても、コアスイッチとして高い関心を集める製品です。これからの照明、音響のネットワーク化時代において、非常に重要な役目を担う製品になると思います。

一般ベンダーさんのスイッチとは比較にならないほど簡単で、ステージテクニシャンは、自分の仕事にだけ専念できる。それがLuminex製品の良さです。加えて、空調の入ったラックにマウントして轟音を轟かせる事もなく、スモーク充満するステージ空間においても、なんの心配もなく安定して動作する事。すでにさまざまな現場や劇場、TVスタジオで活躍している実績、こうした点で、他の追従を許さない製品になりつつあると感じています。
(実際、ステージ分野のネットワークスイッチメーカーって、ほとんど存在しません)

このLuminexのGigaCoreシリーズの登場で、ネットワーク機器のグルーピングが、当たり前になると、照明業界のプロトコル議論も、無意味となり、複数のプロトコルを同一ネットワーク上で運用するのが当たり前になるんでしょう。早くそうなって欲しいと思います。