2013年2月28日木曜日

アウトドアワイヤレスDMX













 久しぶりの更新です。最近、ブログの更新が少なくなったのは、やはりそれなりに仕事をしているということでもあるのですが、会社の話をしたくてもネタとして取り上げる話題も特にないとか、あえてテクノロジー関連の話を書こうにも、その方面のアンテナ感度が落ちているという事もあって、だんだんとブログを書くのがおっくうになっているんだと思います。そろそろ自分の賞味期限も終わりに近づいているんだろうか?

さて、今日、入荷したのは屋外に設置する用途のDMXワイヤレスですが、写真はレシーバー専用機になります。これまで紹介していたちょっと大きめのIP67仕様ではなく、IP65のタイプになります。

送信機はIP67仕様の大きい装置しかありませんが、レシーバーはこのスリムタイプというのが選択できます。もう明らかにアーキテクチャーライティング専用で、イベント照明や舞台照明の方には興味がわかない商品だと思いますが、屋外の常設ものには、非常に便利な装置になるだろうなと思います。







2013年2月13日水曜日

OS10.8.2でコンポジット8入力












 しばらくこういうテストができなかったのは、別件がいろいろ忙しいというのもありますが、そういう機会自体もなかったというのも1つの理由かもしれません。。

先月やってきたMUSEのデザイナーもLFG4によるコンポジット8系統入力については、SnowLeoベースでやってたし、10.8は、まだ無理なんじゃないか?と思っていたところ、Active Siliconのサイトでは、すでに10.8用のドライバーが公開されており、ならば、と試したのが今回のテストです。

結果から言うと、以前と同じレベルに戻りましたね。きれいです。コンポジットで8系統入力しながら、音との遅れはほとんどないレベルにあります。カメラだともう少し遅れるかもしれないですが、ビデオソースは問題ないレベル。そして同時にHDSDIで1080pのテスト信号も入れながら、眺めてますがLion時代にあった汚さ荒さは解消されたようです。

これは以前、とあるレンタル会社さんでデモした際に、「カタリストのキャプチャーって、こんな汚いの?」と酷評された点ですが、当時のドライバーソフトには問題があり、しかもそれってカタリスト関係ないじゃんという部分なんですが、見る人はそう見てくれず、すべてはカタリストの問題になりました。

しかしながら、今度はいいんじゃないかと思います。以前のようにステータスのグラフが、弾け飛ぶように振れることはなく、落ち着いているし、見た目にもきれいな印象。HDSDIについては、もっといい映像でテストしたいので、 もう少し、このキャプチャーについては時間をとりたいと思いますが、この安定性ならば、Catalyst with10.8は解禁と言っていいと思います。ようやく待ちに待ったカタリストのMTLion対応という状況になりました。

いや、本当にActive siliconのボードっていいですね。遅れがほとんどない。これ設備案件でも提案したいくらいです。なにしろカタリストだけでスイッチャー代わりになります。外部ソースを8系統も同時に再生できるなんて、すばらしいじゃないですか。。ええ確かにマルチ映像のキャプチャーやってましたよ本番で。。MUSEのコンサートはまさに。。すごかったです。


顧客の要望を聞いてくれない箱デザイナーの話













 Catalystの新時代がスタートすると感じた2013年に向けて、日本でのカタリスト販売に関しては、新しいロゴとパッケージにリニューアルする事にし、箱が届きました。
(いつまでハイエンドの影を引きずっているのだろうと他国の状況を見てるとそう思います。)

さて、以前の黒パッケージも同じ箱職人さんにお願いしましたが、今回は以前よりも気合いを入れて、ロゴも刷新、イメージも刷新で、デザインから箱の形状、発注まですべて社員に任せてみました。なかなかいい感じではないでしょうか。。

しかし、箱の出来映えとしては、満足度60%です。。本当はデザインに関して、こうしたいという要望があったにも関わらず、箱職人さんの「そんな注文、意味がわからん」という暴言で、うちの社員が若干、引いてしまったので、本当に求めた印籠型にはならず、普通の箱になってしまいました。

しかし、なぜこちらがお願いしているのに、「箱を白でつくるなんてありえん」とか、「箱の厚みを厚くする意味がわからん 」とまで言うのでしょう。顧客としてこちらのほうが意味がわからんと言いたいです。社員には負けないで、がんばってみなさいと助言しましたが、電話から怒鳴るような声が聞こえるに、負けそうな感じはありました。

しかし自分がデザインしたロゴイメージと下地を白で作りたいというところは負けずに勝ち取ったようで、いい勉強になったように思います。(顧客をどなったり、要望を無視するような会社なんて、今後は二度と取引したいくないですね。)それ以外の作品は美しいのに、もったいないというか、きっとうちみたいな小さな会社は相手にしてないんでしょう。ひどいもんです。

そういえば、昔、うちの会社でアルバイトしていた劇団の子が、「ここに明かりを下さい」とお願いしたら、罵詈雑言が飛んできて、断られたと言ってました。「なんで、バイトしてお金ためて、照明をお願いしてるのに、お金を払ったのに、怒られなきゃいけないんでしょう。?」という言葉を思い出します。勘違いしたおかしな人というのは、どこにでもいるんですね。





待つよりは動いたほうが得?

 しばらくぶりの更新です。ご報告としては、社労士との打ち合わせも終わり、ようやく社会保険のすべてを整備して、マイルランテックは会社らしく成長を続けているという事です。(それ以外にもいろいろ仕事してるのですが。。)

テクニカルな分野だけでなく、会計も含め、こうした福利厚生関連の業務も自分でこなさなければならないのが小企業の小たるゆえんですが、個々の事務手続きをすることで学ぶことも多く、決して無駄な仕事とは思わないです。

そんな小企業の経営者らしい泥臭い仕事をしながら、つい最近は日本照明家協会の中央講座でセミナーを行ったりして、本来の仕事があまりできずに2月もあっという間に過ぎようとしています。(公益社団法人としてこうした検定試験などを行っている点で、照明家協会というのは、しっかりした団体だなと改めて思います。大変ですよ、これを維持するのは)

さて、今日の本題というか、タイトルにちなんだ話題は、実はMACPROの話です。
実は2月に入って、ヤバいという話が喧しい。というのも、ヨーロッパでは3月以降の販売が終了するという話があるからです。
 http://japan.cnet.com/news/service/35027931/

これまでも、MACPROに関しては、今がまさに買い時ではない?といった記事を書いたりしましたが、アップルのCEOが言う2013年の後半には、すごいのをリリースするというのは、確かだとしても、それを待っていたって、仕事は待ってくれない。ならば安定して動作している現行のMACPROを多めに買って、今の仕事とまたNew MacProが出ても、しばらく発生するだろう混乱の時期も、現行MACPROでさくさく仕事したほうが得策ではないかと思えます。

よく最新の機材を待って待って、結局、買い時を逃す人がいますが、買い時は必要な時、なんでしょう。すでにCatalystはMTLionでも問題ないと言われており、この先のMACPROの品薄状態が予見できる今、リースでもいいから買っとこうかなあと思案する毎日です。