2013年4月14日日曜日

Day2 フランクフルトオペラ 













 更新が遅れがちな中、デジコムさんはリアルタイムにFaceBookをアップデートしているようですが、私はそういうハイテクが苦手なもので(笑)ついついホテルでゆっくり書き物をしてしまいます。さて、本日はすでに最終日になってしまいましたが、2日目に行ったオペラフランクフルトの話を書きたいと思います。

当初、Naotek社の譜面灯が納品されているのを見に行くつもりでアポをとってもらったのですが、その日はオーケストラが急遽、ステージで練習中とのことで、設置された様子は見る事ができなかったのですが、代わりに劇場のあちこちを見せていただきました。

フランクフルトオペラは古い劇場ですが、80年代に一度、火事で全焼したそうで、建て替えられたのが現在の形です。とは言いつつも、やはり80年代からの建物なので、全体にアンティーク感が漂ってますが、歴史が感じられるほどには重厚感はないです。

照明のシステムは見た事のない古めかしい感じの照明コンソールでしたが、DMXではなく3年前にはすでにネットワーク化が施されていました。 こうした点もさすが世界のオペラ劇場です。早いですね。

劇場には写真に写るオペラ専用のステージしかなく、ここではオペラだけが上演されているそうです。今はローエングリンの準備中とのことで、ステージ上には多くの舞台セットが置かれていました。

調整室から、客席、ステージ、すのこ、奈落、ギャラリー、シーリングと、照明に関係する箇所を見せてもらいましたが、日本の多くの人がイメージするようなバトンしかないステージとかではなく、ちゃんとライトブリッジがあって、ポータルブリッジを加えると5ライトブリッジがあります。見た目は日本とそうかわりなく、このあたりの誤解は、アメリカの劇場とヨーロッパの劇場のちがいでしょうか?

案内してくれた照明テクニシャンの人は、近いうちに上野の東京文化会館に行く予定があると行ってました。


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