2013年7月29日月曜日

マイルネットワークサービス at Work

 












 夏まっさかりですね。子供たちは皆、夏休みに入り、お祭りや、昆虫採集に、スポーツしたりと忙しいと思いますが、大人たちは皆、この暑い夏も仕事が続きますね。

毎年、マイルランテックは、夏期休暇をいただいていたのですが、今年は分散して休みをとることにし、会社全体での夏期休暇はとらない事になりました。

そんな夏のお仕事に、マイルネットワークサービスチームのポロシャツを作りました。背中にマイルネットワークサービスのロゴが入ったデザインです。こういうのを作ったのは、カタリストのTシャツ以来久しぶりです。

ポロシャツを着た人をみかけたら、もしかするとうちのネットワークチームかもしれません。さりげなく聞いてみてください。今後もマイルランテックのネットワークサービスをよろしくお願いします。






2013年7月26日金曜日

異なる世界との接点

 













会社をはじめたばかりの頃、異業種交流会に参加してはみたものの、そこに居合わせた人たちと、まったく話が合わず、その後アポをとる事もなく、彼らとの接点は自然消滅。
そのせいで、こうした交流会につまらない印象しか残らなかったのは、おそらく自分が幼稚で、自分の価値観と自分の世界観でしか、話ができなかったからだろうと思います。

今になって、また改めて異なる業界の方と話がしたくなり、そういう時間をとるように努力しています。そんな中、あるIT企業の社長さんとお会いする事ができました。今度は普通に会社を経営している者として、舞台照明やステージ演出に話が偏らないよう気を遣って話をしてみましたが、それなりに会話は、はずみました。

以前より自分の業界の事を誰にでもわかる言葉で、説明できるようになったと自分では思います。それは以前よりも自分が、他の世界の人の仕事をリスペクトし、相手の話を聞けるようになったからだと分析しています。

相手がまったくこちらの仕事に興味もなく、知識がないという状況で、いかにシンプルに自分の仕事を説明するかいうのは、意外に重要で、そういうプレゼンができれば、どこの業界に行っても通用するだろうと思います。

仕事に関係ない別世界の人の中には、視点も価値観もまるで異なるものをもっていて、しかし人間として共感できたり、気が合う人もいたり、同じ中小企業の社長という点で似たような悩みをもっていたり、とても勉強になります。

会社とか自分の生きる業界も大事だけれど、いつかはそこから離脱することもあり得る事を考えると、会社とか業界以外、いや今の仕事以外に生きる場所をみつけておいたほうがよさそうです。それは地域社会との接点だったり、何か趣味のグループだったり、そうすると孤独に悩むこともなくなるだろうと思うのです。今後はさまざまなレイヤーで人はつながり、会社とか1つの業界だけで生きるのではなく、マルチレイヤーの時代になるだろうと言われてますよね。





2013年7月18日木曜日

DVIエクステンダー(FiberFox)












http://www.milenetwork.com/products/connex/media-converter/dvi-extender.html

 発売からすでに1年以上、もう2年くらいになるのに、ほとんど売れていないFiberFoxのDVIエクステンダーが入荷しました。笑(もちろんご注文あってです。。)

この製品、たしかに営業不足という面も多分にあるのですが、値段が高いとか、また映像業界ではすでに光ケーブルを使っているので、今すぐに必要ではないといった点も、この製品が売れなかった原因かもしれません。

しかし、ここにきて大手の映像レンタル会社ではなく、中小のまだ光ケーブルを持たない映像会社さんなどで、活用したいという話も聞こえ始め、もしかすると復活するかも?という期待をもっていたりします。

この製品はファイバーフォックスのミリタリーケーブルを使う事で、2系統のDVI信号を400m程度に伝送できるコンバーターで、EDID信号にも対応するため、間にエミュレーターのようなものを入れることなく、単純にコンピューターの映像出力(DVI)とプロジェクターやモニター間に活用することで、簡単に映像信号をノイズレスで延長できます。

すでに光ケーブルをつかっているところより、まだ使ってなくて、今後映像の延長ケーブルを同軸から光に変えていきたい人向けに、是非おすすめしたいと思います。また、映像さんでなく、照明業界の方で映像を扱う必要がある人にも同様におすすめの製品です。照明さんの場合、DMXの伝送にもケーブルは利用できるわけですから、使い回しもできますね。

ファイバーフォックスケーブルの場合、接続点のロスは大きくとも、メンテナンスはほとんど必要なく、接続点における接続回数に制限もありません。ケーブル自体は、曲げや重量物の落下などにも強く、 コネクターはIP68です。まさにイベント映像向けじゃないでしょうか? 








マイルネットワークサービスの情報更新

 









 すでに何度もアナウンスしている通りですが、当社のネットワーク関連については、2名のエンジニアが中心となり、現在、新しいウェブサイトで情報更新を行っています。

 http://www.milenetwork.com/

常にコンテンツを充実させるべく、毎日、ページ更新を行っているため、以前よりも飽きずに見れるのではないかと思います。今後は照明だけでなく、音響のシステムについてや、映像機器制御の解説なども加えていきたいと思います。

このページのコンテンツについては、当社の佐藤が中心となり、作成しています。非常に魅力的なページができたと思います。サイトはJoomlaで構築されており、今までよりもずっとスタイリッシュですね。若い人のパワーはすごいです。







2013年7月13日土曜日

Catalystと劇場の相性













 最近、劇場演出に映像は、なくてはならないものとなってます。しかし、その映像というのは、単にスクリーンに投影するような映像ではなく、ステージセットに映し出すものが多く、コンテンツそのものも、アスペクトレシオもばらばらだったり、写真も動画もごちゃまぜで、且つこれがもっとも通常のイベント映像と異なる点だと思うのですが、シーンからシーンへの変化をCue概念で管理する事

このシーン管理というのは、ステージ機構や、照明と同じように、固有のキュー番号で舞台演出が組み立てられており、きっかけに基づいて映像を変化させたり、切り替えたり消したりと、多種多様な変化をさせますが、その変化は非常に照明的で、舞台においてはプロジェクターから出る光を映像ではなく、照明としてとらえている感じです。
よって、そのシーン作りも映像を見せるというよりは、映像効果を舞台のシーンの中にどう埋め込むか的なアプローチです。

こうした舞台における演出において、なぜかカタリストが多用されているように感じるのは、有名なウィキッドやレミゼなどのミュージカルだけでなく、外国からくるオペラや演劇などで、カタリストが非常に高い指名率を持つ点で目立つせいもあるかもしれませんが、外国からくる演劇においては、確かに多いように思います。(これは音楽フェスなどのコンサート系でもそうですね)

このカタリストの外国での人気については、決して映像品質とかマッピングとかの特定の機能というより、何か舞台の人にとって惹き付ける使いやすさみたいなものがあるからなのだと思います。昔からの熱烈なファンがいるのは事実ですが、それにしてもいわゆる販売チャンネルが確立されているとは言いがたい、またマーケティングもまったく行わない製品が、ここまで浸透するのは驚きに値します。

きっと新しいMACPROが誕生した頃には、そのおそろしいまでのハイスペックマシーンをフルに活用する新たなバージョンが誕生し、また多くのファンを惹き付けてくれることだと期待しています。その間、しばらくの間は現行のMACPROでカタリストの魅力を楽しんでいたいと思います。







2013年7月12日金曜日

ステージ分野のネットワーク専門企業として

 











  最近、やや体の調子を壊しているのは、ストレスかそれとも、逆にたるんでいるせいか?と自分に自問自答したいところですが、私の状況と関係なく、マイルネットワークサービスのページは元気にすくすく成長中です。
http://www.milenetwork.com/solution/group.html

当社では、劇場分野の演出インフラにネットワークシステムを提案し、その分野に特化した製品を提供するとともに、メーカーの方々とともに、システム構築や保守のお手伝いをさせていただいています。

以前よりマイルランテックのページで、こうしたネットワークに関連する情報を公開していましたが、それらコンテンツは、ほぼ完全にこの新しいページに移行し、さらに新しい情報もこのページで提供しています。

このマイルネットワークサービスのページでは、今後、ネットワークの知識や光ケーブルの知識、プロトコルの知識などについて、舞台照明だけでなく、音響に関連する内容にまで拡大して、さまざまな情報をお届けしようと考えています。

マイルネットワークサービスが、ステージ分野のプロの方々のお役にたてるよう、コンテンツを充実していきますので、是非、ご活用いただければと思います。





2013年7月4日木曜日

ilumoの展示@名古屋

 ここのところしばらく舞台照明とはまったく異なる分野の仕事をしていたせいで、当社のilumoに代表される舞台製品の情報更新が滞ってました。今回はilumoZoomSpot LEDに関する情報です。

7月9日と10日、愛知県芸術劇場で開催される「愛知県舞台技術者セミナー」会場に当社のilumoZoomSpotが展示される予定です。出展はPCライツさん。
私の場合、以前からこうした展示会においては、セミナー講師の役目が多く、機材を販売している企業のイメージがないせいもあって、呼ばれたことはないのですが、今回、PCライツさんが出展していただけるそうで、是非、多くの方々にilumoのユニークなコンセプトを目の当たりにして欲しいと思ってます。

ilumoZoomSpotは、一般に言うPAR型 Washライトですが、色に関するコンセプトがとてもユニークです。カラーパレットを搭載し、このカラーパレット間での色のフェードは、通常の製品では意図しない妙な色が出るところを、このスポットはそれを解消し、美しい色から色へのフェードを実現しています。

また、RGBで行われる色の混色にWを加えたミキシングの概念のため、HSIのミキシングが一般のコンソールでも可能です。つまり、Whiteは白のパラメーターではなくあくまで色温度の調整に使われる。こういうLEDって意外になかったと思うのです。まもなく開発が完了する最新バージョンでは、ネットワークに特化した機能を搭載する予定です。