2014年3月5日水曜日

未来の照明システムに向けて













 しつこいようですが、まだマンチェスターにいます。
 写真は先の説明にあったコンソールのスイッチングにLuminexが活用された現場です。
Luminet モニターが2面立ち上がってます。これだけ多くのコンソールのアートネットストリームをスイッチングするというのは、なかなか大変なもので、もちろんDMXが届いているかどうか、ネットワーク上では何か起きていないかなど、監視することは重要です。

こういう仕事を舞台照明に特化したSEと表現して、新しい仕事が生まれる可能性を示唆してきたつもりですが、それが1つの形になったような気がして、この現場の話は、なんとも感慨深い印象です。

今でもネットワークシステムを否定する人はいますが、それが過去への回帰でしかなく、前を向いた意見ではないことは確かで、DMXケーブルを何十本も引き回して、それらは冗長化(2重化)すらできないというのは、やはりどこかおかしい。未来的でなく、合理性に欠けると思います。

しかし、この現場のように、すでに気づいている人は数多くいて、やがて多くの現場でこのようなDMXスイッチングや光ファイバーによる伝送など、当たり前になるんでしょう。そして、それが実現したときには、また次の未来へ向けてマイルランテックは、新しい何かを提供していかねばならないと感じています。




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