2014年4月25日金曜日

2つのFaceBookPage

  やや今さら感が否めませんが、当社もWebサイト以外に、FaceBookページというものも持っており、こちらでは写真で近況などをアップしたり、製品の情報などをこまめにアップしています。

個人的には割と早くに、TwitterもFaceBookも、そしてLInkedInも始めたのですが、どうも性に合わないようで、個人的なページは更新が滞るようになり、会社用のページを作りました。

そのFaceBookページ、実はilumo用とマイルランテックのページとの2つがあります。

マイルランテックのFaceBookページ

ilumoの情報ページ

マイルランテックのページではネットワーク、ショーコントロール、映像などの話題を時々、アップしてます。ちなみに多くは私が書いてますが、時々社員が書いてることも。。

そしてもう1つのilumoのページは、当社の社員が主体で更新しつつ、時々、私が割り込んで更新してます。どちらも、よければご覧になってください。



2014年4月19日土曜日

Road 第一弾











 今日はとても単純なお話です。商品紹介の旅のご案内。
当社は基本的には制御システム関連の製品販売とまた、ネットワーク関連製品とケーブルを扱っておりますが、唯一、特殊なのがこのilumoという照明器具です。LED器具というと、確かに当社のキャラに合わない製品ですが、 この製品、間もなくネットワーク対応となり、そうなれば当社の得意分野のカテゴリーに入ると勝手に定義してます。。。。

はい、ちょっと無理がありますね。。。そんなわけで、現在、当社だけでこの製品を扱うのではなく、販売をPCライツさんに委託し、今は協業させていただいております。
そこで、まだ多くの人が知らない謎の照明器具、ilumoを実際に見てもらおうと、 5月半ばから6月前半にかけて、当社はPCライツさんとともに、ilumoのデモンストレーションに九州から東北まで、車で旅に出ようと考えています。各地域の劇場や照明会社さんにご連絡し、それぞれの地域で他のLED製品比較とilumoの特徴をご紹介するつもりです。

せっかくなので、当社のネットワーク製品なども持っていき、簡単な展示も考えています。まずは5月12日は広島から、そして5月13日は北九州芸術劇場さんにおじゃまします。帰りの5月14日には博多に寄ってから山口、また広島と回って第一章が終わります。
(また詳細はWebでお知らせします)

第2弾のロードは、5月29日の兵庫から始まる予定です。それぞれの地域で、皆様にお会いできる事を楽しみにしております。






2014年4月17日木曜日

IT技術との融合












 3日間のMedialonセミナーが終わりました。ご来場いただいた方々には、心よりお礼申し上げます。まさにMedialonによるショーコントロールの深淵を見たと言えるセミナーになりました。

今回のセミナーで、いかにMedialonが幅広い分野に応用が可能かという点と、またショーコントロールという一言でイメージされる範囲のいかに狭いことか。。このMedialonを使う世界は、他のショーコントローラーで行う同期とか、リモート制御だけにとどまらない深い世界があることがご理解いただけたと思います。

SQLサーバーとの連携、JAVAスクリプト、HTML5などのウェブプログラム、ファイルマネージメントやFTPクライアントソフトの活用、そして各種、映像や照明、音響機器の制御に加え、PLCコントローラーとの接続など、かなりおもしろい話が飛び出しました。

Medialonを活用するというのは、ショーテクノロジーとIT技術との融合であり、その点から浮かび上がるのは、新しいアイデアを生み出す思考の柔軟性と常に革新的技術を追求する姿勢の重要性です。

今回のセミナーが日本のエンターテイメント産業で働く方々によいひらめきときっかけを与える一助になったとしたら、本当にうれしく思います。今後も当社はMedialonとともに、製品販売とまたシステム構築のサポート、プログラミングサービスとトレーニングなどを提供していくつもりです。何卒、よろしくお願いします。




2014年4月15日火曜日

Medialon Seminar Day2













 本日、Medialonセミナー2日目。本日がもっとも多い参加人数で、40名近くになりました。昨日も30名近くの参加があったので、非常にありがたい思いと同時に驚きもあります。これほど多くの方々が興味を持ってくれているのかと。。

この2日間でかなり、多くの方々にこのシステムのおもしろさと深さが伝わったのではないかと思いますが、単なる同期のためだけでなく、バックアップシステムの構築や、各スタッフへのメッセージを画面に表示するとか、どこからでもエンジニアが状況を把握したり、操作したりする画面を作ることができ、これらをショーに連動させることができるのは、とても楽しい未来を予感してしまいます。

私が初めてMedialonに出会った時の感想は、「なんておもしろい仕組みなんだろう!」でした。できる事なら独り占めしたいくらいに興奮した事を思い出します。これまでの、どのショーコントローラーよりも革新的で、本当に大きな可能性を秘めた製品がMedialonでした。これならCatalystを上流から制御でき、さらには巨大で緻密なシステムを作り上げることができる。それが当時に感じた事のすべてです。

それ以来、Medialonを使っていかにおもしろい自動演出ができるかを、InterBEEで何度も披露したものの、今ひとつ受けが悪く、なかなか理解されるには至らず、またネットワークに特化した機能も、IT技術に高い親和性を持つ点(SQLデータベースとの接続や、ファイルマネージメント機能など)どこで提案したらいいか途方に暮れましたが、ここに来て、広く業界の方々に逆に問う事にし、ユーザーの方から相談を受ける事で、新たな発見をしようと決断しました。そのスタートがまさにこのセミナーになります。

当社は2009年からMedialonの販売とまたプログラミングを続けておりますが、今後は社外にもプログラミングパートナーを作り、Medialonを使って創る魅力的なシステムのために努力を続けたいと思います。本日もセミナーにご参加いただいた方々に心よりお礼申し上げます。








2014年4月14日月曜日

Medialon Seminar Day1













 Medialonセミナー1日目が終わりました。ご来場いただいた方々には心より、感謝申し上げます。劇場、TV業界、テーマパーク、システムインテグレーター、メーカー、コンサートツアーのさまざまな分野の方々にご来場いただき、熱気あふれるセミナーになったと思います。

やはりネットワークが普及した先の、その上で動作するショーコントロールの仕組みは、多くの人にとって興味ある世界なのではないでしょうか?当初、映像関連の会社さまの参加が多いかと思っていましたが、意外とそうではなく、もっと広い分野に広がっている感があります。きっと気付いた人にしかわからない数多くの可能性が秘められた製品、それがMedialonではないかと思います。

明日と明後日の残り2日間も、また精一杯、説明をしたいと思います。さっそくアレックスはホテルに帰り、明日のプレゼンテーション作りに入りました。明日のセミナーも何卒、よろしくお願いします。






2014年4月10日木曜日

ネットワークの次にくるもの(Medialonセミナー)

  来週のMedialonセミナーに向けて、昨日、社長のアレックス氏が来日しました。
セミナー参加者の方々もかなり広い分野(舞台メーカー、TV、コンサートステージ、照明、映像、劇場、デザイナー、システムインテグレーター)の方々から、ご参加の意向をいただき、私も非常にうれしく思います。

このMedialonの仕組みは、1つのジャンルだけで使われるものではなく、テーマパーク、劇場、ライブイベント、博物館、ライトアップイベント、特殊効果の制御などさまざまな分野で有効な仕組みであり、それがまたライブ環境に非常にマッチした特性であることから、今後はますます多くの人にとって活用しがいのある製品になると思います。

確かに以前からショーコントロールと名のつく製品は数多くあるけれども、Medialonほどライブ要素が強く、且つ一般の自動演出制御でも運用される汎用性の高い製品はなく、このセミナーは、日本のエンターテイメント技術の分野で働く方々によいひらめきを与えてくれるものと信じています。

ところで、以前からマイルランテックではIPベースのネットワークシステムについて取扱い、照明のネットワーク化、そして音響伝送のネットワーク化などについて、その普及に力を入れてきたわけですが、このネットワークシステムの普及により、ようやくその上で動く仕組みとしてのMedialonをご紹介するタイミングが来たのは、非常にうれしく思います。

今後、イベント映像業界においても、制御のためのインフラはIPベースのネットワークへと移行していくと予想され、事実、今の多くのメディアサーバーなどはネットワーク接続により同期が実現したり、照明からのArt-netを受けて動いたりする故、映像業界でも、ネットワークに関するリテラシーがより高まると思います。(コンシューマー向けのスイッチなどを使わないで、またリダンダンシーを意識したネットワークの構築など)

このショー制御のためのインフラがIPへと完全に移行した後、キューコール、インカム、照明制御、映像同期制御など、同一ネットワーク内の複数プロトコルの共存環境が実現し、この完成したIPインフラの上で構築されるそれぞれのデバイスをつなぐ役目。ショーコントロールという仕組みは、まさに次なる大きなトレンド、次なる大きな変革にほかなりません。

もちろん、ネットワークのインフラも非常に重要ですが、ショー産業に特化したネットワークインフラが手に入った今、その次はそのインフラの上でどんなアプリケーションを運用するのかが重要であり、メディアロンはその解を与えてくれるでしょう。
今回のセミナーは、オリンピックの開催決定や、カジノ法案の話などが動き出した今というタイミングにおいて他になく、ようやく日本でもIPインフラの上に構築する各種エレメントをつなぐ仕組み、ショーコントロールという仕事の可能性が高まったと言えます。