2014年10月21日火曜日

遠いHogの記憶


 









 
Hog4のWidget買っちゃいました。
もうずいぶんと照明コンソールに触れてませんが、遠い記憶の片隅にHog3があり、もしかしたら、使えるかなと、購入に至りました。
最近、よく目にするコンソールですし、Hog3を操作した経験からすると、簡単で単純という印象があるためで、まあ、実際、触った結果からすると、操作していると、いろいろ思い出します。簡単な卓ではあります。

これで何かをしようとは思わないんですが、あくまでilumoという製品のデモ用という小型の卓を探している中、Hog4が思いついたというところです。もちろんCobaltやIONのノマドパックという手もあるんですが、フェーダーが欲しい。ついでに、各種コンソールのネットワーク設定なんかをチェックしておこうと考えると、はやりのコンソールにしておくかと、MA2をダウンロードしたものの、デスク前で15分間固まってしまい、う〜んHogにするか?という決断でした。(フェーダーないんですけどね)

でも内心、MA2とかCobaltに憧れていたり、そんなコンソールなんて学習する暇なんかないくせに、昔のくせですかね。なんだかまた欲しくなってきたりして。。この物欲から脱却しなければと常々、思います。





不易流行

 昨年の9月に参加した経営塾が先月で1年となり、卒業となりました。
この1年の間、自分の中にさまざまな悩みや迷いがあり、それを解決するための経営塾への参加であったり、新しい事業への挑戦、中途採用による経営パートナー探しなど、また新卒採用により新しい風を生み出そうと努力したわけですが、ほぼすべて空回りでした。
それらはひとえに焦りからくるものであり、自分自身の自信のなさの現れでもあったのかと今は思います。

いつも、遠くずっと先の事を考え、いろいろと悩むわけですが、一番大事な事は常に自分自身が変化しつづけ、真剣に今を生きる。それによってより多くの価値を今、現在に生み出し続けることだと思います。

松尾芭蕉の言う不易流行というのは、おそらく繰り返し変化し続ける流行の中から、不変なるものが生まれ、それが積み重なることで確かな土台(不易)になるんではないかと思うんですが、それを理解するにはまだ少し時間がかかりそうです。
ただ、今は自分にできる事を精一杯やる事でしょうか。


2014年10月20日月曜日

ショーコントロールプログラマー

  当社の仕事は、ショーコントロールデジタルソリューションと謳っているように、アナログのショー制御インフラをイーサネットに変え、その上にネットワークベースのショー制御システムを構築するものです。やはり想いはショーコントロールにあり、自分はショー制御が好きなんだなあとつくづく思います。そうして見つけた、Medialonですが、すでに販売を続けて5年が経ちます。

Medialon社製品の販売を続けてきたのは、これから来るショーシステムのコンプレックス化に対応するためであり、その業務に関わりたいという想いからでした。できればショー産業のプロフェッショナルな方々に、このシステムの可能性に気づいてほしい。一緒に感動してほしいし、一緒におもしろいショーを作りたい。やっぱりMedialonは次世代のショーコントロールシステムですよ。それは照明制御とか映像制御だけに特化したものではないし、メディアサーバーを主体としたシステムでもない。もっと上のレイヤーにあって、どの分野からも中立です。

たしかにさまざまなショーコントロール製品が存在するけれども、ライブ環境においても、柔軟に対応できて、展示会、自動制御と幅広く活用できるシステムは、Medialon以外にはないと断言できます。

当社はMedialonのショーコントロールプログラマーを応援します。

Medialonのショーマスターマニュアルアップしました。

 http://www.mileruntech.com/index.php?option=com_phocadownload&view=category&id=17:&Itemid=280

Medialonのプログラマー情報サイト

https://plus.google.com/u/0/communities/100084648355656752863/photos/all





2014年10月17日金曜日

LumenRadioのセミナー@12月













 これまでにもネットワーキングとワイヤレスDMXをごっちゃにした意見を投げられることがよくあったし、光ファイバーの話をしているのに、ワイヤレスと比較されることもたびたびでした。

われわれとしては、基本的にステージ照明のメイン回線については光ファイバーを敷設するのがもっとも安全且つ確実だという考えは変わらず、電波については、今のISMバンド事情からすれば、100%保証できない。というのも同様です。では、なぜ、うちがワイヤレス製品を販売しているのか?と問われると、当社のネットワークシステムを補完するアイテムだからという答えになります。(ここ重要なポイントなんです。)

 LumenRadioが扱うのはDMXを電波で送るシステムであって、ネットワークプロトコルを電波で送るものではないです。ただし、LumenRadioは各種のネットワークプロトコルを受信することができ、その中の任意のユニバースをワイヤレスで伝送できるのです。

この、DMXのワイヤレス伝送という点から、ネットワークが構築された仕組みの末端で使える最後のラスト1マイルにワイヤレスを!という考えは、理解してもらえるのではないでしょうか?(ね、当社のシステムを補完してるでしょ)

最大伝送距離500m、すべての受信機でのディレイを5msに統一、他社製品が使うWIFIチャンネルに電波を飛ばさない共存機能、周波数ホッピングによる安定した送受信、ほとんどトラブルがなく、屋外で使用しても安心できる世界的にも稀なワイヤレスDMXシステムで、総務省の技適マークをとった信頼ある製品。そんな製品のメーカー、LumenRadioから、担当者が来日し、ワイヤレスについてより深い知識を与えてくれます。
 一度、話を聞いて、ワイヤレスDMXについて勉強してみませんか?
お申し込みは、当社トップページから。。。




2014年10月16日木曜日

PixelMad再燃という可能性

 ここのところ、ややブログへの意欲もまた、時間もなく、ちょっと休息気味でしたが、文章を書くという作業自体は、頭の整理にもなるので、きらいではないのです。その意味では、続けた方がいいのかなとも、思ってみたりで、いったいどっちなんだ?と言われそうですが、徐々にフェードアウトという認識でお願いします。

 さて、かなり今さらな印象もありますが、当社は、この数年の間、カタリストをしっかり販売することに意欲がなく、「既存ユーザーだけでいいんじゃないの?」という販売代理店としては、かなりネガティブな姿勢にあって、その点は、かなり反省しています。
確かにApple社のMACPro仕様変更だの、Catalystの開発遅れなど、いろいろ事情はあったにせよ、それよりもどこか、新規ユーザー獲得への意欲のなさが、大きな要因であったのは確かです。

しかしながら、いよいよカタリストはVer5となり、価格も掲載させていただき、今後は定価販売で直販をしていきたいと考えている次第です。
(もちろんこれまでの販売代理店から購入するのもOKです)

実はじわじわと最近、来てるなと感じるのがピクセルマッピングです。
韓国の映像会社さんも言ってましたけど、中国からくるLED製品は皆、DMX制御のため、これをドライブするためにピクセルマッピングが必要になります。

そして最近のLED照明器具の多ピクセル化により、映像で照明器具をドライブしたいという想いは皆、共通。ただ昔と異なるのが、トランスペアレントスクリーンと呼ばれたG-LecのようなLEDを専門会社とか照明会社ではなく、電飾さんとさらに映像さんが使っている点で、アートネットとノードを使ったピクセルマッピングが、まさかまさか映像さんの分野に拡大するという話です。

おそらくトラディショナルな社風の映像会社は手を出さない分野かもしれませんが、新しい技術や装置を導入するのに抵抗のない映像さんは、そこも勉強していくでしょう。これはつまり、ノードやネットワークについて、映像会社さんも理解を深めるという事です。なかなかおもしろい展開です。





2014年10月11日土曜日

上海に吹く大陸の風



 2日間ほど上海に滞在しました。
中国という大きな国のとてつもない力を感じるには、たった2日間でも十分でした。
展示会にある機材などは、その多くがFakeでしたが、中にはユニークな未来の原石があったりして楽しめました。また中国人の商売に対する意欲や新しいものを生み出す力はとても強いものがあるように感じます。そろそろ製造業は人件費コストの高騰から、東南アジアへのシフトが叫ばれていますが、ことショー産業に関する製品については、まだ中国での生産はこれからが本番かもしれません。