2013年3月22日金曜日

すでに次のステージにあるDMXノード

 またまた久しぶりの更新になります。最近、本当にブログを書く時間も余裕もない感じです。文章を落ち着いて書くという状況にはないですね。さまざまな仕事が溢れてます。

さて、花粉舞い散る春の嵐とともに、Luminexノードの、ニューファームウェアがリリースされました。もちろん、当社においては、まだ静観するつもりですので、国内における最新のバージョンはいまだ4.1.3ということになります。

今回のバージョンアップで、LuminexのノードはArtnet3に正式対応するほか、リルートという機能でネットワークストリーム上のDMXをマージすることが可能になります。
元々Luminexノードは非常に多機能で、単にネットワークプロトコルに変換するためだけの装置ではありません。もう今の時代、音響メーカーさんまでがアートネットのノード製品を作るようになりましたが、それらのほとんどが単なる変換装置であって、 Luminexのようにシステムを構築するほどの能力はありません。

対してLuminexのノードは、バックアップシステムを構築したり、マージやユニバースの切換えの仕組みを提供することができ、単にDMXを出力する箱でなく、さまざまな目的に合わせたユーザーの為の仕組みを構築するツールです。

ネットワークプロトコルが登場してすでに15年。今の時代においてノードは単なるネットワークプロトコルの窓口になるだけではないんですね。まもなくRDMが普及する時代においては、ノードはプロキシーサーバーの役目を担い、DMXインフラでは不可能なDMXを出力しながらのRDMパケット受信も可能になります。これぞノードの存在価値と言えるかもしれません。









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