2014年7月2日水曜日

14日には音響さん向けDante & Luminexセミナー

 今年の前半が早くも終わり、もう季節は夏になろうとしています。
以前からご案内している通り、7月はLuminexのセミナーを開催いたします。このセミナー、照明とはまた別に音響向けのセミナーがあります。今日は、若干、参加者が少ない、オーディオ向けのLuminexセミナーご案内です。

7月14日、もしこのページを見ている舞台関係者の方々で、音響関係の方が、いらっしゃったりしたら、是非、ご参加いただければと思います。また、劇場関係者の方には、是非、音響セクションの方にお声をかけていただきたく、お願い申し上げます。

さて、Luminex製品には、ギガコアというネットワークスイッチがありますが、こちらは、DANTEプロトコルやAVBなどのオーディオ伝送プロトコルに対応した製品。いや対応というより、PTP(プレシジョンタイムプロトコル)に対応したプロ音響の方におすすめできる製品と言えます。

Luminexのスイッチはイーササウンドの時代から音響業界で、推奨される製品であったし、ヨーロッパではYAMAHAさんを中心に高い評価(各種の製品チェックなどの際のスイッチとして使用されたり、展示ブースのデモンストレーションに使用)されています。そうした意味では、Luminex製品は決して照明向けだけの製品というわけではなく、ネットワーク製品の会社と認識いただければと思うのです。
  
最近、目にする事があったショー設備などにおけるオーディオ伝送は、ほとんどがネットワークシステムになってはいるものの、設備とは異なるLive音響の世界、SRの世界では、AES/EBUへの絶対的な信頼からか、オーディオストリームをパケット化することに対し、まだ積極的な採用には至ってないような気がします。そこにはまだMADIの存在もあるし、またコブラやイーササウンドを導入したものの、今の主流がDanteになってしまった上にAES67という声も聞こえているせいかもしれません。

ただしかし、パケットではないオーディオストリームを伝送するのと異なり、接続がネットワーク化したとき、そこから送りも返しも自由になる。つまりネットワークさえつないでしまえば、オーディオストリームを受け取る事も送り出す事も可能な上、さまざまな装置の制御も同一のネットワークで実現できます。しかも冗長化だってネットワーク化することで簡単に実現できるのです。この特性は特に劇場の音響システムなどで、非常に便利なものになるでしょう。

今回のセミナーでは、デジコムの阿部氏による、ダンテネットワークについての解説と、Luminex社のプロダクトマネージャーFabriceによるGigaCoreの特徴と使い方などの解説です。今後のオーディオ分野におけるネットワーク化の波を感じるセミナーになると思いますので、多くの特にLive音響の業界の方に、ご参加いただければ大変、幸いに思います。
よろしくお願いします。




0 件のコメント:

コメントを投稿