2015年10月17日土曜日

変わり続ける勇気

 やや小雨の降る今週末、Medialonのサンプルプログラムとマニュアルを書きつつ、Moduloという製品のテストなどを行っています。まあ、いつものことですが、若干、趣味の延長のような休日出勤です。Medialonプログラムって、照明卓のプログラムに比べたら、とても簡単ですよ。なぜならデザインのセンスは必要ないですからね。ロジカルだけです。創造性よりも論理性。ルールを覚えたらゲームみたいなもんです。

10月に入り、事務所を同じフロア内で引っ越ししてから、ようやく慣れてきたものの、書類関連はごちゃごちゃのままで、整理整頓より仕事優先なのは、いつものこと。きっと年末とか正月にしか、そういう時間はないものだと覚悟しています。そうしたなか、今日は、9年前のマイルランテックを振り返りつつ、時代が変化している実感について、少し自分の感じている印象を書いてみます。

エンターテイメントにおけるネットワーク化の波もすでに2波、3波と続いているけれど、それが特別ではなく、当たり前なのが今で、映像を使った演出においても見慣れた光景となり、プロジェクションなんとかなんて、もう誰もが飽きてしまって、新しい演出は置いといて、次はようやくトータルコントロールの整備か?と言いつつも、それもなんだか特別感もないのが現状です。。

時代も変化すれば、人も変わり、システムも変わる。仕事の仕方も変われば、考え方も変わる。それに対応していくために、自分も会社もアップデートしていく必要があります。
同じやり方、同じ考えかたではダメだし、一度、これが正しいと1つの方向性をもって、進めたとしても、立ち止まって、それが現状にマッチしなければ修正していくしかない。

でも、周囲の人は実はそうではなく、今のままを維持しようとするし、やり方を変えたくない。今まで通りがいい。改革とか変化に順応できて、それを推進する人というのはごく少数です。だから会社って人が増えると成長が鈍るんだと思います。

この2年間、創業時のアイデアを完成させる目的で、急ぎ採用を増やし、あるアイデアを完成させるべく計画通りに行動したのですが、結果的に自分の思う通りには行かず、一人でやってた頃とは違うこと、そして周りがどんどん変化をしていることに焦りを感じつつ、そろそろ10年が経つし、新しい成長戦略みたいなことを考えねばならないと思ってます
創業当初にイメージしていたことが、すでに過去のものとなり、今の自分は周回遅れに入りそうな恐怖を感じます。

大事なことは、今の仕事をすることもそうですが、同時に未来を考えることだと思います。自分の視点をすこしずらして、5年先にどうするか?何をしていたいか?そのために今、なにをすべきか?これまでも同様に動いて来たけれど、2〜3年、1つの考えだけにこだわっていたように思います。もうそれはふっきれたし、新しい発想で前に進みつつあります。変わり続ける勇気は大事だと思っています。



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