2015年4月19日日曜日

Luminexノードの新機能




 今回の展示ではあまり目立ちませんが、使っている人ならうなるであろう隠れた新機能があります。それがマージポリシーの追加です。
これまでは、ソース1とソース2という2つのコンソールのスイッチングでしかなかったマージが、クロスフェード機能を持ち、2つのコンソール間でフェードによる切り替えが可能になりました。ある意味、バックアップシステムの切り替えなどに便利ですね。

また、S2ピックアップ機能は、ソース2でキープされるレベルをソース1のレベルで引っかけ落とすことができます。(昔の卓の修正モードみたいな感じです)
これを使うと、ホールなんかで袖卓で操作していたレベルを本卓でひっかけ制御権を取り戻すみたいなことができますね。

コンサート業界向けには、Art-netユニバースの 同期出力が可能になります。これは、ピクセルマッピングなどの現場で、ノードの出力タイミングをシンクしないとずれが生じる場合に使える機能で、最終ユニバースのパケットが到着し次第に、すべてのシンク指定ユニバースが出力をするという機能です

ちなみにsACNが大好きな人向けへの情報としては、sACNは元々、そういうシンク出力を考慮したプロトコルなので、この機能は必要ないですが、まだ完成してないです。


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