2012年10月29日月曜日

LEDに関して

 最近、「マイルランテックもLEDを始めたんですか?」という話になったりします。
それは、MRTEでご紹介しているルーモニックのせいもあるのですが、 これは単純に流行しているからLED化の波にのったわけではなく、この特にルーモニックに関しては、下記のような特徴から、マイルランテックのコンセプトの延長にあると考えました。

1 ネットワークのネイティブ対応(Art-netで動作する)
2 RDMをフル活用したアイデアをもつ
3 LumenRadioのワイヤレスをオプションで搭載する
4 カラーミキシングに対するコンセプトが画期的

マイルランテックがかかげる理念「ショーコントロールデジタルソリューション」の中には、「舞台における制御インフラをネットワーク化する」という仕事も含まれており、事実、これまでもいくつかの劇場でお仕事をさせていただいております。

われわれは、このネットワーク化で、舞台技術者に利便性を提供し、日本の舞台技術の発展に貢献したいという想いがあります。本当にネットワーク化は便利になるし、また世界の波はネットワーク化へと大きく動いていると感じています。

そうしたマイルランテックのコンセプトに、このルーモニックは見事にマッチしたFixtureであり、ズーム比とか明るさとか、色の数などといった視点ではなく、どうしたら正確なカラースペースを再現できるか?とか、プライマリーカラーの調整によって実現する他社のFixtureカラーへのマッチといった機能に加え、ネットワークとRDMをフルに活用することで実現可能な、素敵な未来を感じさせる製品だと思いました。

しかしながら、マイルランテックはショーコントロールの仕組み作りを主業務とする会社であり、照明器具を扱うというのは、難しいのではないか?と感じ、今の所、特別にこの製品をマイルランテックで宣伝はしていません。また、販売においても、この分野はPCライツさんと協業する事にしております。

というわけで、LED製品を販売する事だけが目的ではなく、やはりネットワーク化することの利便性、そしてその意味をみなさんに感じていただきたいという視点が先にあるということをご理解いただけたらと思っております。(この製品はLuminex製品と相性抜群だと思います。)






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