2012年12月28日金曜日

プロに相応しいショーコントローラー













 2012年のラストで、ようやく届いたShowMasterの新製品LEとXSをご紹介できる事に喜びを感じます。アナウンスしてから、いったいどのくらいの時間が流れたことでしょう。

Medialon製品は、一部の映像業界の方々の間ではすでにある程度の認知度をもっていますが、それはどんな機器でも簡単にトータル制御が可能な点がライブ現場でも施工現場でも非常に便利で、加えて、そうした製品が意外に、あるようでなかったからだと思います。

今回、ご紹介するLEとXSは、その機能面からも、明らかに施工現場向けの製品で、特にXSは赤外線ポートを6ポートもっているため、ダイレクトに赤外線によるセンサー入力が可能で、この事からも自動制御の施工現場向きである事がわかります。

しかしLEはこれまでのSTをよりライトにした製品で、シリアルポートが2ポートになった点とI/Oポートが4ポートになった点以外は、さほど大きく異なりません。この点から見れば、今年、ある展示会で利用いただいた例のようにネットワーク接続によるIPベースのコントロールを主体とするなら、STよりも安価で導入しやすい製品になるのではないかと思います。

このショーマスターシリーズは、この2機種の登場で、Pro, ST, LE, XSと4機種となり、幅広い分野で導入しやすい製品になったと言えます。これはつまり、SWMProのようにライブ映像の現場で利用するような製品だけでなく、劇場などの設備でプロジェクター制御をおこなったり、映像機器と照明機器をリンクしたり、また音響卓をトリガーするトータル制御のシステムを、映像業界以外の方々でも、コストの面で利用しやすくなったと思うのです。

近いうちに、このトータル制御のシステムは、さまざまな現場で必要となるもので、その時、ショーマスターシリーズは重要な役割を果たすだろうと考えます。来年こそは、このMedialonシステムのフリートレーニングを興味をもった方々向けに展開したいと考えています。それによって、いかにMedialonが本当のプロのためのコントローラーであるかを実感していただけるのではないかと考えています。






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