2015年5月24日日曜日
ワイヤレスの利便性と可能性
(DMXで制御されるランプ)
当社がワイヤレスDMXについて取り扱いをはじめたのは、以前の記事でも書いたように、W-Solutionの代理店さんから紹介され、2回目のPLASA Innovation Awardをとった2010年。誰も取り扱いがないのならと、交渉を始め、またワイヤレス技術についても、研究をはじめました。そこから1〜2年の歳月をかけて、ようやく販売にこぎつけたのが2012年です。
http://mileruntech.ldblog.jp/archives/53617649.html
ワイヤレスについて研究をはじめると、いかに電波という通信メディアに制約があるかという点で、制御システムすべてをワイヤレスでというのは、現実的ではないとも思いました。しかしながら当時のバッテリー技術についての期待から、照明器具が電池で動く時代がくる事もあるだろうと、ワイヤレス技術について関わっていこうと考えたのが2010年です。
あれから5年が経ち、電池技術も進化をし、小型で容量の大きい電池が手に入るようになり、加えてLEDの進化もあって、ウエアラブルライティングとも言える演出を見たり、聞いたりするようになりました。改めてワイヤレスに対する意識を変えてきている私であります。
来月の展示会では、当社のLumenRadioを使ったワイヤレス演出について、その可能性を披露する内容もあります。写真はその例ですが、こういう装置組み込みの部分で、ワイヤレスシステムについての可能性を感じずにはおれません。
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