2012年5月25日金曜日

光ファイバーは伝送のスタンダードになる












 今日はまだ体に残るバリウムのせいもあって、本調子になれない私ですが、健康診断も仕事のうちということで、午後から全力で働いております。そんなわけで、仕事も一段落したところで、今日は、つい最近届いたばかりのConnex社のメディアコンバーターのご紹介をしたいと思います。(写真では、赤いディップスイッチパネルがある装置)

国内のステージ照明産業においては、まだまだCat5eなどを使うケースすらも少ないという現状ですが、近距離の接続はCat5eでよくても、バックボーンの回線はやはり光になるだろうと言う事は、誰もが理解していることと思います。

光ファイバーを利用する利点は、長距離の伝送が可能な事(100Mb/sで2km、Gigabitの場合で550m、共にマルチモード光ファイバー)、光を利用するため、電気的なノイズが発生しないこと、大容量の伝送が可能なことなどが挙げられます。

こうした利点を見ると、やがてネットワーク化が進むであろう照明でも音響でもFOHとステージを結ぶバックボーン回線は今後、光ケーブルによる接続が理想的なことは明白です。
そして、2つの拠点を光で結ぶ場合、その両端ではメディアコンバーターが必要になり、光から電気信号へ変換する写真のようなメディコン装置や又は、光ポートをもつネットワークスイッチを利用することになります。

コネックス社が新製品としてリリースしたギガビット対応のイーサネットコンバーターは、ファイバーフォックスのEBCコネクター端子と背面にRJ45のイーサコンポートを持ち、光からカッパーポートへの変換装置となります。6月に入らないと用意できないと言ってたのですが、デモ用ということで、早めに完成した1号機を送ってくれました。これを使うとLuminexのGigaswitch8を使って、光ケーブルを使った2点間の通信が可能になります。
使用するときは、写真のようにラックマウントして使ってください。









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