2012年9月19日水曜日

誰が為にShowMaster














 これまでMedialonのコントローラーは、設備案件に投入してきたのですが、実は、この製品がライブステージで有効であること、そして外国では、そういう使用例が多い事は、すでに承知していました。何年か前にうちを訪問された方々も同じような事を言ってました。http://mileruntech.ldblog.jp/archives/52040496.html

ただ、あの当時より、私もかなり理解が進んだので、「デバッグモードなんぞでオペなんかしないね。それよりも完璧なユーザーパネル作る自信がある」と言えるほどになりましが、あれから2年。。ずいぶん時間が経過したものです。

一部の、ある意味イノベーター的素質をもった人が、導入を決めてくれたおかげで、細々と売れてきたMedialonですが、ここにきてようやくイベントでの活用に一歩踏み出す可能性が見いだせたので、その仕込みをお手伝いしました。

実際、この製品、すごく出来がいいのだけど、じゃあ映像的にどう使えばいいの?という実例が示せずにいたのですが、今回は、 映像業界でこう使うと便利なんじゃないか?という1つの例になればいいなと思ってます。顧客は、以前、私が大失敗したデモンストレーションのお相手。よく声をかけてくれたものだと思いながら、いやまだ誰も購入するなどとは言ってないので、これきりかもしれませんが。。。

さて、今回の使用例は、スイッチャーとメディアプレイヤーの切換え、及び音響卓のシーントリガーなどです。それをPC画面のスイッチやゲージ、タイムコード表示を見ながら、確認しつつ、スイッチパネルなどを使ってオペレーションするというもの。

こうしたアプリケーション例を見ていると、これまでMedialonはいったい誰のためにある商品なんだろう。という点を明確に示せませんでしたが、間違いなく映像業界において、便利な製品である事は確かです。そして、この製品の秘めたるパワーは、ありとあらゆる同期制御、ショー制御、機構制御や映像機器の制御にわたり、その潜在能力は、他の制御製品とは比べ物にならないものだと自分は思ってます。





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