2012年4月19日木曜日

のどかな風景の中に新しさを見る

















今日は、昨日の九州から移動して広島を訪問です。
Catalystでお仕事をされている「コネクトライン」さんにお邪魔しました。まるでカフェのようなオフィスからは、ゆるやかなカーブを描く川面が見え、もう散ってしまったけど、桜並木がきっと春には、最高の景色になるだろうことを予想させます。

意外に思われるかもしれませんが、Catalystをうちで販売をはじめて、もっとも早く導入したのが広島でした。今ではCatalystと言えば、この地域では、皆、どんなソフトウェアで、どういうことができるか知ってると言います。(イベント業界の方々の場合です)

当時、私はCatalystは、東京よりも地方のほうに効果があるのではないかと考えていました。というのも、東京は照明も音響も映像も完璧にセパレートですが、地方に行くと1社でこれら3セクションのみならず、舞台も扱う会社が多く見られます。そういう環境だからこそ、映像機器にかかるコストをCatalystによって一部、抑えることができ、そしてこの映像効果で、顧客に感動体験を与える事ができる。結果的に仕事の受注確率も上がるのではないかと。。これは照明にもよい効果を与えます。

例えば照明で行っていたスライドキャリアやセンタレスマシン、ディスクマシン等の効果は、すべて映像で代価できるし、ムービングライトでは得られない、映像を使った照明効果などは、きっとはじめて見ると驚きに値するものだと思います。

そして、照明だけでなく、もちろん映像の仕事の場合でも、映像を四角いスクリーンで見せるのでも、プロジェクターさえあれば、特殊な装置は必要なく、CatalystとMACだけで実施できる。キーストーンやマルチレイヤー、映像のクロスチェンジも高価な数多くの機械を用意しなくても、CatalystとMACで実現できる。そんな、いろいろな要素を含んだカタリストというソリューションは、地方で3セクションを持ち、それぞれに機材などのコストがかさむ企業にぴったりではないだろうか?

当時、このカタリストを導入した広島の人は、「VJにでもなるの?」と聞かれたそうですが、(広島弁でね)カタリストの目指す世界はVJではないです。そして、その機能は似てるところもあるんですが、いまさら説明するまでもなく、まったく見ている方向が異なるというか価値観が違う。

Catalystは、これまでの映像というお仕事を大きく変化させるとともに、映像や照明をトータルに制御して、まったく新しい演出を行う人たちをうみだしています。これは時代の転換点にあると感じます。新世代への移行期とでも言うのか、そんな印象。







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